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金曜考え事。
今日、仕事の打ち合わせをした。
勝手に他工房の作品展、紹介。
私の嫁探しにフランスに旅立った女子校生ちゃん。

勝手にステンドグラス作品展のお知らせ
明日の10日~14日までステンドグラスアートスクールの最後の卒業生が作品展をしています。本科1年通っただけなので、優しい心で見たいと思います。

金曜考え事。
奥歯を抜いた。台風がもっとも関東に近づいた日の8日の午前10時に・・・
イスに座ると歯科医が
「抜く覚悟はできてますか?」
「はい」
「そうっ、今日は天気も良いしね!」
「そうですね。」
私は真顔で答えてしまった。んっ?ジョークだった?窓の外では木が大揺れしている。
朝から先生が言おうと準備していたジョークだったら申し訳ないことをした。
普段から薬を飲まない私は、痛み止めの薬は飲まない。
『心臓にバイ菌が行く』と脅かされ、化膿止めだけは飲もぅ~かのう・・・
(ハイハイおやじどす。)
設立記念日に、生徒思いの自分に自己陶酔したブログを書いた日から、お酒は飲んでない。
ステンドのブログではいろいろと批判的なものも見かける。それに対するコメントを書こうとしてやめた。
結局、私も批判してしまうのだから。建設的批判なんてあまり見たことない。
きっとお互いが、良い作品を創って行くことだけが唯一の答えなのでしょう。
そう自分に言い聞かせる金曜の夜です。
第9回公募ステンドグラス美術展を見て。
(諸事情で名称が変わり、第3回美術展の次が今回です)
まだ見ていない人もいるのであまり詳しくは書きません。
(コメントできる立場でもないが、個人的なブログの個人的な意見として)
最優秀賞は良かった。前作も賞には入らなかったが良い作品だと思いました。
審査もいつもよりいいと思いました。
(数点、こっちにも賞あげて・・と思う作品もあった。)
評価された入賞作品は除いて、気になったもの・・・
フュージングでユニークな作品があり、ガラスを重ねて綺麗な作品もあった。
いつもよりアマチュアのレベルが高く、細部まで作り込んだ桜や絵巻があり、背景のガラスを作っていたり、よく見ると細かい葉模様が彫ってあったり。(本当にアマチュアなの?)
2つの似たモチーフ(楽器)の作品も良かった。
プロでは、人物をモチーフにする作家さんはみんな個性的で楽しみでした。けだるい感じの1人は出展せず、またこの人こんなことやってるよ~って変わり物の人に1票入れた。(今回は人気投票がある。生徒に入れずゴメン!)別の3人の人物を作った人の次の作品を見たいと思いました。
楽しみにしていた常連さん何人が出展してなかった。
生徒の木村さん。『奨励賞おめでとう!』取れると思ってたよ、良かったね。
今回、招待作家の依頼があり、過去の私が見た1~3回の招待作家の後ならとても光栄なことだと思い引き受けました。
私の作品の見方は、通り過ぎて次の部屋に行ってから振り向いて見てください。それぐらいの距離が1番良く見えます。光には贅沢は言えない、かわいそうな作品もあったから。
業界に知合いも増え、声をかけたり、かけられたり。不調和な私も社交的になったものです。
材料屋ではガラスを見てるかわいい子に話しかけてみたり・・・(ドキドキしながら)
そんな美術展でした。2日連続で山本屋の味噌煮込うどんを食べて帰りました。
次回、良い作品が出来上がるかは日々の積み重ねだと改めて思いました。
美術展を前に思うこと・・・
ステンドグラスをしていて1番嬉しかったのは、2002年第1回の美術展の時です。
前回、第3回の最優秀は私を有頂天にさせ、100円万と若干の知名度を上げた代わりに、ガンガンに舞い込むであろうと目論んだ仕事は徐々に減り、建築業界からはそっぽを向かれ、同業者からは「五味の才能も枯れたか」とささやかれ。何処かの裏事情通のおばさんには、「材料を沢山買ったから取れたのよ~」っと・・・
今回私は長いエネルギー充電期間を経て、大変手間のかかる作品を、仕事を調整する必要もなく仕上げました。
さて私にまだ謙虚さがあった2002年、何の賞にも入らなかった第1回の美術展のこと。
私の1つ隣が最優秀賞の作品でした。この作品にあって、私の作品に無いもの?
自分の作品をもう1度右上からじっくり見ていました。そして感じました。
『これはいい!たとえ別の人が作ったとしても、私はこの作品の前で立ち止まり「この人にはかなわないかもしれない」そう思うだろう』(本当に)
でも、みんな自分の作品が1番で自画自賛の群衆の1人にすぎないのかも?とも‥
帰る直前、会場で係の人から「五味さんの作品はたいへんいい、ぜひ会って話がしたい。そう言ってる人がいます。十條の工房にいた三ツ矢っていいます」と言われました。
私の作品を良いって思っている人がいる。しかも名前に聞き覚えがあった。
その人がいるスライドレクチャーの会場へ。開演のギリギリだった。
後ろ側の席に着くと私のうわさ話が聞こえた。
「彼の作品はいいよ、賞に入らないのはおかしい。名前が~五味だ」そんな言い方だった。私に聞こえるように言ってるのかも。それで充分だった。それで満足だった。振り返って「私です」とは言わなかった。
レクチャーが終わると後ろの席から話しかけられた。
「五味さんですか?」そして作品を褒められた。(私以外にいいと思ってる人が!)
海外の本でセンスのいい日本人が載っていた。三ツ矢さん、その人だった。
「ワグーナーも世界に通用するって言ってたよ、挨拶すれば」
デリックス工房のデイビット・ワーグナーさんが、ステンドグラス世界の動向を通訳を通しレクチャーしに来ていた。彼が1人なった時に挨拶に行った。でも英語はしゃべれない。
名刺交換だけで終わる所だったが、ワーグナーさんが名刺を取りに向かった先に通訳が。
お願い!訳して。
「茶色の作品を作った」
「シュ、シュ」身振りで作品を確かめるワーグナーさん。
「そうだ」(うなずく)
「来い!お前の作品に◯が付いてる」
そして鞄の方に連れて行かれ「見ろ!」
私の作品に◯が付いていた。何の賞にも入ってないのに。
嬉しかった。そして海外の作品が載った本をくれた。
「海外で作品展があったら出すか?」
「もちろん』
そして向こうから握手を求められ、握手した。
うれしかった。
通訳の女性もうれしそうだった。
帰りの新幹線の中でニンマリした。もう嬉しくて嬉しくて・・・。
私は過去にこの話を30回ぐらいしかしていない。
その後も賞を取った作品より、第1回の作品を褒められることがありました。
私にはその方が嬉しかった。
そんなことがあって、美術展には思い入れがあります。育ててもらったのかも。
そんな出会いのおかげで、自信を失わずにすみました。
たとえ賞に入らなかったとしても、見てる人は見ていると思います。
気になる作家さんの名前を私は憶えて帰ります。
審査員全員が10点の作品より。10点か2点かみたいな作品の方が良いと聞いたことがあります。物議を醸し出す作品は良い作品かもしれませんし、気付かれない良い作品もあるかもしれません。また良い出会いがあるといいです。
自慢話みたいなブログになって申し訳ないです。しばらくは真面目な文になると思います。
公募展の作品発送。
『九月の四分の一』を3/4読んだ。4編のせつない恋愛小説だ。
山梨の往復で3回失恋した気分になった。・・・免疫はできた。
少し前ですが。美術展の作品を送りました。
発送の前日は工房を暗くして、ビール片手に弱い灯りで見ました。
『これくらいの明かりならよく見えるのに・・・』
ちょうど良い明かりで見たいが1律でしょう。1週間後がとても楽しみです。
失敗が3カ所あり、生徒に「当ててごらん」と言ったら。「ここでしょう!」って違う所を指さされました。
ちょっとだけよ~。
やっぱり今回は他の教室でも厳しかったようです。
22、23日で行こうと思います。食べるのも楽しみです。
ステンドグラス公募美術展。
生徒7人がスライドを送った美術展、3人が入選しました。
審査は325作品の中から150点。前回から50点減ったせいでとても厳しい結果でした。
落選のなかに、入賞も期待していた作品もあっただけに見せられないのはとても残念です。
『落選作品も図録に載せれるようになればいいのに』・・・そう思いました。
どんな人が審査員になったとしても、好みや大事にしている考えもあるので、全てに公平にはできないと思います。選ぶのも大変なとこなのでしょう。
今回は厳しさは、周りからも伝わってきました。
自分の写真の撮り方も良くなかったかも。それ以前に助言も良くなかったかな。次回はもっと早くから準備しようと思います。
今回は人気投票もあるみたいで楽しみです。
1万人以上も見に来る作品展なんてそうはありません。『こんなやり方もあるんだ。』見せたい人も、見たい人にもいい刺激になります。
第1回の美術展に出展した作品は、入賞しませんでしたが、自分が創った作品の中で1番褒められました。(知らない人からも)
審査員に評価されなくても、見ている人は見ていると感じました。
土日のこと
エンタはつまらなかった。日曜美術館はいいね、日本人の作家をよく取り上げるが『こんな人もいたのか』と思える良い絵を見せられることが多い。
絵のコメントに、画家と美術館長が出演していた。
画家は画家らしからぬ体育会系のコメント『感動』みたいな。野球で言う中畑系。
館長は知的な野村監督系だが、どこかすべっている感じがした。『宇宙を司る4つの、水、土・・・』ふ~ん。「水は血、岩は土で葉は骨」をあらわしているらしい、意味付けするほど滑稽に思えた。
この2人のコントラストが良かった。もう少し見たい。
日曜の昼飯はコンビニで冷やし中華を買う。
2層になっている容器を見つめるリトルピープル(父)。
「具を取り出す」と教えた。何を聞き違えたか。
「チン、するだか~?」
(プチッ!)
「するわけないじゃん、冷やし中華だよ」生徒には見せない冷たい表情で言ってしまった。
あ~またやっちまった、親不孝だ。こんな時にはにこやかな笑顔で
「そうだよ『チン』して食べてね」だろう。
夜、新宿に戻ると友人から電話があった。息子の関東大会行きが決まったらしい。
今日は飲むつもりなかったが、じゃあお祝に『ねぎじ』(牛タン屋)でビールを1杯。が2杯に・・・
そのまま部屋まで歩いて帰る。もう少し歩きたい、ポストに荷物を入れた。
国立競技場
裕次郎の23回忌があった競技場から外苑の銀杏並木を抜け246へ。
銀杏並木
中学時代は、人が見てない所で頑張った。(前にも言ったが)
15歳の私が手紙を書いていたら。今の私になんて言うだろう。また同じことを考えた。
昔は対戦相手がいたが、今は相手が具体的に見えづらい。白黒はっきりしない勝負にモチベーションは維持しづらい。この不景気にそんなこと言っている場合じゃないのだが。
いろいろ考えさせてくれた息子(友人の)には感謝だ。
工房へ着いた。やっぱり来てしまうね。
50歳の私に手紙を書こうかな~、50の私ってちょっとロマンチィックな感じがしないね。
ステンドグラス グループ展の紹介
前回紹介した深川いっぷくは、今日の読売新聞に載っていた。
都内の欄だが1/3も、運がいいね。来る人増えるかも・・・
グループ『ヴァン・ユイット』ステンドグラス展
7月7日~12日
10時~19時(最終日は~16時)
東京芸術劇場B1展示室2
豊島区西池袋1-8-1
アートスクールがなくなり、ここだけがプロ校唯一のつながりでしょうか。
私の同期も2人参加しています。1人はブログにリンクを貼ってあります。ステンドグラスのことよりネコ中心に書かれています。でも生徒にファンがいます。
私も幼稚園の頃ネコを飼っていました。まだ子猫で私が半ズボンをはくと、じゃれてふとももを引っかきにきます。嫌がってもきます。1番年下な私を友達だと思ってたようです。
ある時、祖母のキンカンを鼻に付けると強烈に嫌がることを発見しました。その年代の子供は悪魔のようで『かわいそう』なんて感情の中にありまあせん、リアクションが面白くてやってました。それでも遊んで欲しくて寄ってきました。
ある朝、庭で死んでいました。農薬でも飲んだのでしょうか?家に帰る途中で力尽きたように、玄関に頭を向け倒れていました。兄が柿の木の下に埋めた時には、もう子猫ではありませんでした。
あれからペットは飼っていません・・でも最近、キンカンを鼻につけたいネコがいます。
プロフィール

五味理
ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと
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