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2015.1.28 / ステンドグラス悪童日記,花・自然
桜と菖蒲のステンドグラス
子供部屋に設置するステンドグラス完成です。
サイズは600×1100 長く持たせるため裏から真鍮棒をつけます。

四方に5㎜の鉄棒をはめているので立てても大丈夫です。
表から真鍮は目立ちません。

ガラスは良い所を選び流れを揃えます。
両サイドの面取りガラスは背景を変化させます。

左の葉はクリアから青緑のグラデーション。倉庫で見つけた定番外です。リーミーの流れがあります。
オパックのピンクは弱い光でも優しく発色します。濃いピンクも数種類使用、メリハリを付けます。
窓に立て掛け自然光で見た時は、ガラスの質感が綺麗でしばらく眺めていました。
良い素材と丈夫で長く持つ作りです。
デザイン制作 璃房ステンドグラス
2015.1.20 / ステンドグラス悪童日記,制作過程
桜と菖蒲の色検査。
ガラスカットが終ると自然光で色の検査をします。

ピンクはフリモント、アメリカの美しいアンティークガラスを作るメーカーです。
菖蒲は和紙のようなヤカゲニー、葉は落ち着いた色合いのもの。背景はすべて流れのあるランバーツのアンティークガラスです。

青のストリーキーで動きをつけました。桜の花は風になびくように。
クラッケル(ひび割れたような)とフラクチャー(ガラス片の乗った)ガラスも使用。
濃い色を部分的に使い引き締めます。

菖蒲の花は青紫の良い部分をとり、凛々しく。
40ピース切り直してケイムで組みます。(蕾はコパー使用)

松村メタルのケイムはソフトでも曲げるのに苦労します。その分強いものができます。
横2本は補強線を入れたかったけど桜にかかるのでやめ、真鍮棒で裏からH型に補強します。
最高級なガラスと丈夫な作りで長く持つものにします。
デザイン 制作 璃房ステンドグラス
2015.1.5 / ステンドグラス悪童日記,関係ない話だが
雪化粧
年が明けた元日に帰省しました。
障害者の母は右手が使えず、カップのヨーグルトをよく振り、左手でそのまま飲みます。
口の周りがオバQのように白くなっていて、あまりにもおかしな顔だったので、思わず「変な顔ね~」とチビに言うと
ブゥ! 口いっぱいのヨーグルトを吹き出した!
食卓に チビにおせちに 雪化粧 (芭蕉)
うちのおせちは乳酸菌入りだよ~
決まった言葉しか言えないので「おでとうございます」と謝ります。
おやすみなさいも「おめでとうございます」です。
去年までの10年ぐらい毎週土曜の夜に帰り、日曜に東京に戻る生活でした。
母を寝かせた10時過ぎが1週間の中で1番ゆっくりできる時間でした。
ここ1年は、仕事や子供が生まれ、帰るのも月2回から1回ぐらいに減ってきました。
私は中学時代、誰より早く学校に行き朝練していたが、母は1日おきに泊まりの仕事をしながら、毎朝間に合うようにお弁当を作ってくれました。
学校1早く登校する私の、学校1早く弁当を作る人でした。それが当たり前だと思っていました。支えられてたことを、最近になって感じています。
それがあったから頑張れたのかな。いつも期待に応えるように、もしかしたら褒められたいから。っと思うこともあります。
帰省する回数は少なくなったけど,その時間分頑張りましょう。昨日からフルスピードで仕事しています。
今も誰かに支えられているのでしょうから。
教室の方は,もっと頑張れと生徒さんから聞こえてきそうです。
まだ工房は散らかっしっぱなしなので明日片付けます。
こんな感じですが、今年もどうぞよろしくお願い致します。
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五味理
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