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2011.8.29 / ステンドグラス悪童日記,関係ない話だが
阿波踊りの帰りに考えた。
凍る直前のビール2本とウチワを持って1人高円寺の阿波踊りに行く。
今年は3時~6時の開催。やっぱり太鼓の響きは心臓直撃のインパクトがある。
昼の開催のせいか、いつもは美人揃いの踊り子たちがあれっ?って思えたりして・・・
それに最後はバテ気味の連が。あー暑くてはしょうがないか。高齢の方もいるし。
帰りに思い出していた。
「最後までこぴっと走れ!」
昔、ダラダラ走る私に春口君が言った。
小学2年生の時に地区のソフトボールの試合中、1塁ゴロをアウトと思ってダラダラ走る私に,中学3年の春口君が真っ赤な顔して怒った。鬼のようで恐くて恐くて・・・
あれからの私は内野ゴロでも全力疾走していた。
春口君の呪縛は中学高校でも解けず、授業のサッカーでもバスケでも全力だった。
社会に出て工房持った時も,周りはアウトと思っていても気付かず走っていたかもしれない。
今は全力なのだろうか?無駄だと分かっていても1塁ベースまで駆け抜ける、
そんな姿勢は消えたのだろうか『ヒットを飛ばそう』そんなことだけ考える。
でもヒットを打つ技術を持たなくてはいけないお年頃なのかもしれない。
2011.8.17 / ステンドグラス悪童日記,制作について
ステンドグラスデザイン
オリジナルのステンドグラスデザインです。
ご希望は私の自由に制作すること、お任せです。
デザイン画はお見せしますが,決定後ガラスも良くなるように自由に変更しました。
キッチンの東向きの窓にはシンプルなもの。
見る機会が多いのでラインを強調してあとはスッキリ。赤はグラデーションです。

全体が見えないので工房で撮った写真。

もう1枚は北向きの窓。
背景に緑があり,反射光も入るのでステンドグラスを綺麗に見せるにはいい窓。
でも難しい壁紙。壁と喧嘩しないかとも思いましたが,思い切って複雑なデザインに。

新築ではありませんが,外し方の分かるサッシなのでYケイムで綺麗に収まりました。
木蓮の時もそうでしたが,大手にいた頃、たまに行かされた取付が役に立ってます。

緑のパネルは生徒さんにも評判がよく嵌めるのが楽しみでしたが、赤は正直喜んでもらえるか不安でした。でも工房で最後の掃除をした時に、見れば見るほど気に入ってきました。
お客様は赤のシンプル方をより喜んでいたように感じました。
こういう細い隙間のような所を突いて行かないと・・・
お任せデザインは自分に向いていると思いました。
2011.8.12 / ステンドグラス悪童日記,制作について
ネコのステンドグラス。
昨年20歳で亡くなったネコの写真をステンドグラスにと依頼がありました。
介護の大変な奥さんへのサプライズプレゼントです。

写真を見ながら背景を考えました。椅子をそのまま使うデザインに。
ご希望は足跡と肉球、花は亡くなった時を思い出すということで入れませんでした。
直射日光。

ちょうど依頼があった頃
日曜美術館で亡くなった娘さんの絵を画家に依頼する内容の番組がありました。
ご両親は,笑顔が魅力的な明るい娘さんを望んでいてように思えましたが、完成された絵は落ちついていました。
作る側目線で見ている方が不安。でも完成した絵をとても喜んでいました。
クリアリーミーに背景の葉の緑が映ると綺麗でした。

椅子の白はストーミー。白い流れのある透け気味なガラスでネコと差をつけました。
肉球のサンプルもナギットを付けチェーンにセット。

奥さんも喜んでくれたとメールをいただきました。
作ったあとはそれが1番気がかりなことなのでホッとしました。
私がネコを飼っていたのは小学校低学年の頃。
前に書いたが、半ズボンの足めがけひっかきに来る。
私は鼻にキンカン(虫さされ用)を塗り応戦していました。
それでも遊んで欲しくて近づいてきました。
1番年下の私を友達と思っていたネコは、ある日庭で固くなっていました。
お盆にネコも帰ってくるのでしょうか?
「もっと可愛く作ってにゃ」なんて思われてなければいいけど。
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五味理
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