ステンドグラス悪童日記

ステンドグラスのデザイン画

新しい仕事のデザインをしています。
デザイン画は提出してありますが、決まってからこんな案も良いかも。と思えることもあります。
提出用ではないので方眼紙に描いてあり、色もはっきり見えませんが、丸はロンデルです。。


ステンドグラス教室最近の作品

関西弁をおしとやかに話す奥様のオリジナル作品。ベースの陶器も。
背景はココモのKOG350高価なガラスじゃなくても綺麗ですね。
先週の土曜に来ていましたが、お話しているうちに「汚れずに生きて行くのって難しい~な~」(関西弁のイントネ-ションで)と言っていました。私は「俺の場合はもっと汚れても良いかも、誰か汚して~」・・・って、空気を読めてないかも。
おっとりとした口調で強烈なことを言うのでその前の会話がなんだったか?2日前のことなのに思い出せません。
その奥様から文旦をいただきました。私はそれに菅原文太の似顔絵を描いてブログにアップしようとしましたが、上手く描けずにあきらめました。
予想はつくと思いますが菅原文旦とかいって。「朝日ソーラーじゃけん」文まで考えたのに。親父ギャグのたぐいね。
最初に思い付いた時、文旦に描かれた顔をイメージして、「菅原文旦だってプッ」と吹き出してしまいました。
1人で人生楽しんでるのも困ったものですね。


アートスクールを卒業後。

アートスクール卒業後のことを知りたい人もいると思いますので、15期の私が分かる範囲で書きます。
15期の私が入学したのは、今から16年前のことです。本科に20人入学し4~5人脱落しました。研究科になってから3人が工房でバイトすることがでました。
2人がまだ日本にあったアトリエマツダ、私がAZクルーです。
私ともう1人の男性は卒業後1~2年で独立。場所を借りて工房を持ちました。その人は今は実家の方に移転しています。ホームページがないので近況は分かりません。
その後4~5年で女性2人が工房を自宅で始めました。璃房でリンクしている小鳥工房とブロッサムステンドグラス工房です。
1年先輩の14期は男女2人が工房に入りました。菊地健一さんの所に行った女性はは鉄作家と結婚して工房を持っていると思います。アトリエビザビに行った男性は数カ月だけバイトしていたみたいです。(ビザビさんはスクールの出世頭だと聞いています。)
あと工房に入らず、仕事を始めた人がいます。サンライト企画の東條さんです。ミクシーのステンド技法と情報、交換の場も立ち上げていて面倒見も良いのでいろいろ相談に乗ってくれると思います。
女性で卒業後芸大に入り、講師と結婚して個展など作家活動してる人もいます。
16期で工房に入った人は知りませんが、2人の男性が工房を持ちました。
1人は助手としてアートスクールに残り数年前に独立してシリウスを設立、場所を借りて仕事しています。
もう1人は卒業後絵付けの教室に通いながら工房を持ちました。ヨシュアさんは自宅だと思います。
16期の卒業生は講師だった光ステンドグラスの平山先生の所に、生徒として行った人が多いと思います。
だいたいですが、卒業して3~4人が工房を持ち。それだけで食べている人(食べて行こうとしている人かも)が1~2人ぐらいです。
知っている範囲で、サイトが見られるように工房名で書きました。もっといるかも知れません。
14~16期は10年以上前です。今は30期ぐらいでしょうか?その他の期や最近のことを知っている人がいたら教えていただけるとステンドを始める人の参考になると思うのですが。
今ではネットを使って上手くやる手もあると思います。アートスクール卒の人も多く見かけます。
私がもしステンド人生やり直すとしたら・・・美大、留学って手もありますが、日本で習うならやっぱりアートスクールには入学すると思います。今野先生や平山先生がいたあの当時だったらです。今は辞めています。でも他の当時の先生もまだいますし新たに優秀な講師も入ったみたいです。私のいた頃は、『教えたい』とか『技術を伝えたい』って気持ちの強い講師陣だったと思います。今も変わってないと思いますが。
私はアートスクールのまわし者ではありません。私の場合は良かったし、楽しかった。
私の教室からも4月から入学します。以前、璃房からアートスクールに行った人がいましたが何も学校のことは相談されませんでした。信頼関係がちゃんと築かれていなかったと反省しています。本格的な絵付けを習いたい人には快く送り出したいと思います。
長々と書いてしましましたが参考になったでしょうか。
絵付け無しでも良い仕事をする人もいます。
絵付けを知っていると心強い気もします。
やっぱりどんな状況でもやる人次第ということでしょうか。


ステンドグラス教室最近の作品

彼女は捨ててしまいそうなガラスで作品を作るのが得意。
今回はまだ大きいカラスピースを使ってますが、いつもはゴミ箱に捨ててあるような小さいガラスで作品を作ります。
まるで地中の微生物のように屑ガラスを分解、再生(作品として)していきます。
私は分かりづらいたとえ話しをたまにします。


デッサン教室

週末にテレビで見たエド・はるみがまだ体から抜けない。
日曜日に山梨教室&体験があり土曜から山梨に行っていました。東京の部屋にはテレビがないので実家に行った時はお笑い番組などよく見ています。
エド・はるみとは初対面、しかも違う番組で2回も。くどいキャらだね、嫌いではないが。
東京に帰ると、お口直し(目だが)のように、先週デッサン教室で描き上げた女の子が出迎えてくれます。週1で通っています。うまく描けたので載せてみました。
描き上げて5日目ですが見飽きません。われながらうっとり。
あ~恋の予感。
君だけには額縁を作ってあげよう。
デッサン教室は3年目です。四国の某教会のキャンセル料(5万円)で通い始めました。話せば長くなりますが、洗礼を断り、仕事を断られました。
怒った私は、神の概念について私が語りましょうと牧師様に長いメールを送ると、10万円とみかんが届きました。額が多いので5万円は返しました。
 
本当はそんなに怒ってなかったんですけどね。メールのやり取りもおもしろかったし。
あれからどんなに忙しくても教室は休まず行っています。


ステンドグラスで食べていけるか?

16年前、アートスクールに入学しステンドグラスの道に進もうか迷っていた時期のことを前に書きました、それを見て私も同じ状況ですとeririnさんからコメントをいただきました。
ステンドについて考えることをそろそろ更新しようと思っていた頃なので、返事も兼ねて書きます。
私の場合ですがアートスクールに入学し、この業界に入ったことを良かったと思います。先生方は尊敬できたし、大金を出したので元を取ろうと必死になる性格でした。
ただ田畑さんが私に言ったように「迷っていたら始めてみてはどうでうか」とは正直言っていいものか迷います。前に書いたブログとは矛盾してますね。
予想はつくかもしれませんが、ステンドだけで食べていけるのは少数派です。特に場所を借りて設立した人は大変です。
自分で工房を持った最初の頃は儲からないのは当たり前で、出て行くお金を両手で必死に「行かないで~」と押え込んでるイメージです。
貧乏自慢は機会を改めてしますが、そういう時の為に人は「好きなことをやっているからしかたない」と言い訳します。
私はそんなのは嫌なので、12年の間に少しずつやり方変えながら人並みに稼ぎたいとやってきました。正当な金額なら主張するし、好きなことで利益を得ても悪いことではないですよね。
偉そうなことを言っていいものか迷いますが。才能や環境(人脈やネットなど)はあった方がいいけど1番大事なのは覚悟みたいなものだと思います。
覚悟のある人は、こうしよう!と思った時にはもう何かが違う場所で動き出しているような気がします。いずれ会う人だったり状況だったり。
私の場合は、偶然の出合いには自分の道が間違っていない道しるべに感じます。
良い作家さん達はみんな良い仕事をする覚悟ができていると思います。才能までも引き付けている気がします。(中には悪いものを惹き付けている人もいます。)(ジョークです。)
最後に自分の力でここまでやってきた、ふうなことを言っている私ですが、親にかなりの借金をしました。それが現実です。
私の意見が参考にならないかもしれませんが、工房を始める時に言われた印象に残る言葉をいくつか挙げます。
前の工房のみんなに、「そんな都心で工房設立なんて無理だよ~」と言われた時に、工房長が「もう始めるって決めたんだから」ってみんなに言ってくれました。始めると決めた人に無理だと言っても何の意味もありませんね。工房長は璃房にリンクしてあるミュージデの高井さんです。
アートスクール同期の男性に、工房のオープニングの時に「今からでも遅くないから解約した方が良い」と言われました。この人は本当に心配してくれていると感じました。人によっては思いとどまることも大事かもしれません。
工房が上手く行かない時は恩師の今野満利子先生に「今ががんばりどころですね」っと。短い言葉ですがガンバレそうでした。
私以外の人の言葉ですが参考になったでしょうか?


ステンドグラス体験教室

山梨県甲府市の山交百貨店でステンドグラス体験教室を開催します。
日時  2月17日(日)    13時30分から
場所  山交百貨店5階
費用  2500円~7500円
写真はキャンドルスタンド4500円です。他はミラーやテーブルランプなど。
今回は講師2名で行います。時間、定員など余裕があります。
キャンドルスタンドは青山教室では作れません。
5階売り場の奥なので入りやすいと思います。
生徒募集もしていますので、見学だけでもお気軽におこしください。
お問い合わせは  03ー5410ー0724(リボウ)
またはリンクしてある璃房ステンドグラスにメールしてください。


ステンドグラス教室

生徒さんの作品が仕上がりました。
ティファニーランプのレプリカ。20インチのウォーターリリーです。
ガラスはすべてヤカゲニーのスティップルを使用。ベースはCAB136です。
次は24インチのローズブッシュ、その次は10インチのミニウィステリアだそうです。
冬には彼女の実家からみかんが届きます。売り物より美味しいです。
実家の離れが帰省した時の作業場、出来上がった作品は東京の部屋には飾らず、作業場に直送です。
今日送りました。


ステンドグラス制作

小さいですがステンドグラスパネルのご注文をいただきました。
家の周りに緑の木々が多いお宅なので、透明系のガラスで制作しました。
サンゴバンの型ガラスと面取りがラスに背景の緑が移り込むと綺麗だと思います。
写真は工房の窓です。


プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

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