ステンドグラス悪童日記

ひまわりのステンドグラス

 

玄関から見える廊下の突き当たりにひまわりのステンドグラスを設置しました。
ご希望は花1輪で子供っぽくならないようなデザイン。
現場を見てイメージできました。
IMG_2261.jpg
曇空だったので少し暗く映ってますが実際はもっと鮮やかです。
ガラスはお施主様と決めました。
葉は不透明なオパックと透明なガラスの濃淡。花は和紙のようなヤカゲニーのスティップルそれ以外はランバーツのアンティークガラスです。葉の形はリアルなデザインより少し捻って上昇するスパイラルのように。
IMG_2146.jpg
白っぽく見える細いラインはクリア。その隣は白の流れがあります。
東向きなので朝陽が射せば壁に映り、陽が西に傾けば隣の建物に陽が当りとても明るく見えるはず。(見てないので)
色の検査時は明る過ぎないか心配されていましたが、鉛の強弱の線が入り引き締まりました。
いただいたメールです。
「晴れた日に、昼に、夜に色々な美しさでステンドグラスが毎日に彩りを添えてくれます。前を通る度に嬉しい気持ちにさせてくれます。」(こちらも元気になります)
曇空でこれだけ見えれば、晴れた日も、夜の弱い光でも(室内を暗くすれば)綺麗に見えると思います。
狙ったわけではありませんが壁のミラーにも写ります。
IMG_2264.jpg
「ママ、ヒマワリ好きなんだよ」
私が取付けている間にずっと後ろで娘さん(もうすぐ6歳)が話しかけてくれました。
ま~よくできた子でステンドグラスも褒めてくれました。
ステンドグラス以上に家を明るくするな~って思いました。
サイズ310X1860
価格トータル30万円(お施主様のご協力を得て掲載します)
(パネル26.5万。梱包運搬取付費3.5万)
デザイン制作  璃房ステンドグラス

透明なステンドグラス

この夏に入会した新人さんのステンドグラス初作品です。
クリアのガラスだけで作りました。

IMG_2082.jpg

ガラス選びや配置に時間をかけていました。
いずれは自分が描いた絵をステンドグラスにします。
こちらはワーデンのデザインにひと工夫。
IMG_2050.jpg
クリアのナギットを組み込みました。
いいアイデアだね。
同じ人の過去の作品。これから新しい形に生まれかわります。
IMG_2067.jpg
このパネルが3枚ありそれをつなげて縦長のランプにします。
部屋のコーナーに収まるように3角形に。
この灯りでお酒を飲めたら最高だね。
生徒さんに貴重なコーヒーをいただきました。
IMG_2125.jpg
コピ・ルアク
ジャコウネコの糞からとれる産出量が少なく高価なコーヒー。
ネコから排出された豆は腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵で独特の香りが加わる。
最近では『かもめ食堂』にも登場していましたね。
ジャコウネコの他に猿や像によるブラック・アイボリーがあり、どれも希少価値があり高額で取引される。
・・・私は何1つ知りませんでしたが。
お味の方は。
芳醇な香りと独特の味わい、があるような気がしてきた。
高額と聞いてからは・・・

工房からの夕日。

3連休の最後の日。

工房で仕事をしていました。
朝方の激しい風雨も午後にはおさまり、西日が徐々にオレンジ色に。
綺麗だったので写真に・・・
IMG_2087.jpg
昔は西の窓から空が広く見えました。今はマンションで見れなくなりました。
季節によっては渋谷のNHK脇に見えた富士山に沈むこともあり、1人で喜んでいました。
だんだん紫色に。
IMG_2089.jpg
NHKといえば、1人で仕事をしているとラジオがお友達で、昔はNHK-FMの荒井英恵さんのDJが好きでした。
静かな声で、クスッて笑える地味なユーモアがあり,初めてラジオにリクエストでも書いてみようかなって思いました。もう7~8年前のことでしょうか?
金曜はそれを聞いてからトコトコと御苑の東側を通って本屋やタワーレコード、定食屋がお決まりのコースでした。
DJが最後という日は突然で『え~今日で終わり』まだリクエストも書いてないのに。とちょっと寂しい気分に。
毎週6時過ぎに「荒井英恵です」と静かだけどちょっと明るい、黄色い小さな花が咲いたみたいな気持ちになる声でした。下手だけど心に残るDJでした。
いけない、感傷的になってしまった。夕日を見たからでしょうか。
生徒に柄にもないと言われそうです。
明日の準備もあるし、もう1頑張りします。

生徒作品。

 今日は生徒の結婚式です。

直前まで頑張ったウエルカムボードです。
IMG_2078.jpg
これを作るために入会。ギリギリで完成です。
諦めなくて良かったね。先に両親へのプレゼント用の写真立ても2作品作りました。
お幸せに!
最近の作品から。
バラのパネルです。
IMG_2068.jpg
花の色も良いですね。
木枠に入れて家にセットします。
お母さんへのプレゼント。
小窓です。
IMG_2077.jpg
アンティークのピンクも使っています。
窓に入れたらもっとよく見えると思います。
きっと喜ぶよ。
朝、明治神宮ウォーキングしていたら結婚式の準備をしていました。
『いつもより多いな』っと思ったら、やっぱり日が良いんだ。
今日はこれから山梨教室に向かいます。

ひまわりのステンドグラス

ひまわりの花指定でステンドグラスのご注文をいただきました。

ガラスカットが終わり明日が色の検査です。
 
IMG_2062.jpg
 
縦長で玄関を入った廊下の右側東向きに取付けます。
 
ひまわりの花は1輪。ヤカゲニーのガラスを使用。
白やクリアは流れを合わせてガラスカット。
 
IMG_2063.jpg
 
透けている緑とオパック(乳白色)の緑。
ガラスはお施主様と決めました。数パターンガラスを用意して一緒に選びました。
良い選択だと思います。
IMG_2075.jpg
透明ガラスに貼付けて自然光でガラスの色を見ます。
中心の茎にをイメージしたガラスはアンティークのグラデーション。
とても緩やかに色が変わっていたので気に入って仕入れました。
 
色検査が終わればケイムの太さを変えながら、縦ラインがスッキリ見えるように組んでいきます。
今月中に取付けです。
 

ステンドグラスのウエルカムボード

今日は偶然、午前、午後の生徒さん2人がギャレットポップコーンを買ってきてくれました。初めて食べたけど美味しかった~。夜の分もあります。

生徒作品のウエルカムボードです。すごく細かい!
IMG_1862.jpg
並べるだけでも大変ですね。友達へのプレゼントです。
透明、不透明と茶系でいい色合いになりました。
教室では春に続き、ここ1~2ヶ月で新たに3人ご懐妊です。
7年、11年通った生徒さんもいます。社会に出てすぐぐらいから通ってきてくれました。
長く続けてきてくれてありがとう。
あと始めたばかりの新人さんも、また戻って来てください。
芸術の秋なので新たに仲間を増やして、その人が長く続くような教室にします。

ステンドグラスの色検査。

ガラスカットが終わると色の検査をします。
前の工房でも何枚かに1枚は検査していましたが、独立してからは毎回します。
お施主様にもお立ち会いいただきガラスに張付け自然光でチェックします。

 IMG_2023.jpg

下はドアに入る小さいサイズのパネル、統一感あるように似たデザインです。
中が見えずらいようにグルーチップを使用。お施主様もお気に入りです。
オーシャンも取寄せたが良い模様の所ではありませんでした。
面取りもグルーチップに。
IMG_2022.jpg
ドアのステンドグラスは真横ではなく少し斜めのラインです。
横ラインの3本は真鍮入り、外枠はYケイムで取付けます。
IMG_2028.jpg
透明のリーミーと白のストーミーを使いました。
先月、入荷したというので倉庫に行きましたが、良いものがなく1枚も買いませんでした。これで2回連続です。前に比べて良く思えない。
在庫はまだありますが、ずっとこの状態ならって不安も感じました。
違う色ガラスは気に入って物があり数枚仕入れました。
ステンドグラスは下旬に取付です。

プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

>>詳しいプロフィール<<


ブログ内検索



カテゴリー

  • 制作について (163)
  • 施工例 (110)
  • 教室 (416)
  • 日々のこと (219)
  • 未分類 (94)


  • にほんブログ村 美術ブログ ステンドグラスへ
    にほんブログ村

    月間アーカイブ

  • 2022年6月 (4)
  • 2022年5月 (1)
  • 2022年4月 (1)
  • 2022年3月 (3)
  • 2022年2月 (5)
  • 2022年1月 (4)
  • 2021年12月 (3)
  • 2021年11月 (3)
  • 2021年10月 (3)
  • 2021年9月 (4)
  • 2021年8月 (3)
  • 2021年7月 (2)
  • 2021年6月 (3)
  • 2021年5月 (6)
  • 2021年4月 (3)
  • 2021年3月 (1)
  • 2021年2月 (4)
  • 2021年1月 (4)
  • 2020年12月 (8)
  • 2020年11月 (7)
  • 2020年10月 (3)
  • 2020年9月 (2)
  • 2020年8月 (5)
  • 2020年6月 (5)
  • 2020年5月 (12)
  • 2020年4月 (13)
  • 2020年3月 (7)
  • 2020年2月 (2)
  • 2020年1月 (4)
  • 2019年12月 (4)
  • 2019年11月 (3)
  • 2019年10月 (4)
  • 2019年9月 (2)
  • 2019年8月 (3)
  • 2019年7月 (1)
  • 2019年6月 (6)
  • 2019年5月 (6)
  • 2019年4月 (7)
  • 2019年3月 (4)
  • 2019年2月 (6)
  • 2019年1月 (1)
  • 2018年12月 (9)
  • 2018年11月 (1)
  • 2018年10月 (1)
  • 2018年9月 (4)
  • 2018年8月 (8)
  • 2018年7月 (10)
  • 2018年6月 (4)
  • 2018年5月 (6)
  • 2018年4月 (11)
  • 2018年3月 (9)
  • 2018年2月 (6)
  • 2018年1月 (1)
  • 2017年12月 (12)
  • 2017年11月 (7)
  • 2017年10月 (6)
  • 2017年9月 (4)
  • 2017年8月 (10)
  • 2017年7月 (7)
  • 2017年6月 (9)
  • 2017年5月 (10)
  • 2017年4月 (8)
  • 2017年3月 (12)
  • 2017年2月 (8)
  • 2017年1月 (8)
  • 2016年12月 (7)
  • 2016年11月 (1)
  • 2016年10月 (8)
  • 2016年9月 (10)
  • 2016年8月 (9)
  • 2016年7月 (5)
  • 2016年6月 (7)
  • 2016年5月 (7)
  • 2016年4月 (9)
  • 2016年3月 (5)
  • 2016年2月 (6)
  • 2016年1月 (2)
  • 2015年12月 (6)
  • 2015年11月 (5)
  • 2015年10月 (7)
  • 2015年9月 (6)
  • 2015年8月 (4)
  • 2015年7月 (6)
  • 2015年6月 (8)
  • 2015年5月 (7)
  • 2015年4月 (7)
  • 2015年3月 (9)
  • 2015年2月 (3)
  • 2015年1月 (3)
  • 2014年12月 (7)
  • 2014年11月 (3)
  • 2014年10月 (2)
  • 2014年9月 (5)
  • 2014年8月 (3)
  • 2014年7月 (2)
  • 2014年6月 (3)
  • 2014年5月 (10)
  • 2014年4月 (8)
  • 2014年3月 (7)
  • 2014年2月 (5)
  • 2014年1月 (3)
  • 2013年12月 (6)
  • 2013年11月 (2)
  • 2013年10月 (3)
  • 2013年9月 (7)
  • 2013年8月 (4)
  • 2013年7月 (3)
  • 2013年6月 (11)
  • 2013年5月 (4)
  • 2013年4月 (2)
  • 2013年3月 (6)
  • 2013年2月 (4)
  • 2013年1月 (3)
  • 2012年12月 (5)
  • 2012年11月 (1)
  • 2012年10月 (3)
  • 2012年9月 (5)
  • 2012年8月 (5)
  • 2012年7月 (3)
  • 2012年6月 (2)
  • 2012年5月 (3)
  • 2012年4月 (4)
  • 2012年3月 (5)
  • 2012年2月 (5)
  • 2012年1月 (2)
  • 2011年12月 (5)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (2)
  • 2011年9月 (3)
  • 2011年8月 (3)
  • 2011年7月 (4)
  • 2011年6月 (4)
  • 2011年5月 (6)
  • 2011年4月 (6)
  • 2011年3月 (3)
  • 2011年2月 (7)
  • 2011年1月 (4)
  • 2010年12月 (7)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (8)
  • 2010年9月 (6)
  • 2010年8月 (7)
  • 2010年7月 (6)
  • 2010年6月 (7)
  • 2010年5月 (5)
  • 2010年4月 (8)
  • 2010年3月 (9)
  • 2010年2月 (9)
  • 2010年1月 (10)
  • 2009年12月 (9)
  • 2009年11月 (5)
  • 2009年10月 (9)
  • 2009年9月 (10)
  • 2009年8月 (9)
  • 2009年7月 (13)
  • 2009年6月 (11)
  • 2009年5月 (13)
  • 2009年4月 (10)
  • 2009年3月 (12)
  • 2009年2月 (9)
  • 2009年1月 (11)
  • 2008年12月 (11)
  • 2008年11月 (16)
  • 2008年10月 (9)
  • 2008年9月 (9)
  • 2008年8月 (14)
  • 2008年7月 (11)
  • 2008年6月 (13)
  • 2008年5月 (6)
  • 2008年4月 (7)
  • 2008年3月 (9)
  • 2008年2月 (9)
  • 2008年1月 (5)
  • page top

    Scroll Up