ステンドグラス悪童日記

アーティストのステンドグラス。

画家の個展に作家さんデザインの作品を展示します。

ガラス選びは何枚か並べて一緒に考えました。
ガラス選びに意外なものもあり、楽しい作業でした。
ガラスはドイツのアンティークガラス、とても高価な手吹きのガラスです。

ガラスカットが終わると毎回色の検査をします。透明のガラスです。

ステンドグラス 作家

アップにするとガラスの1枚1枚に微妙な表情の違いがあるのが分かります。

ステンドグラス 作家

テープでとめていますが、ケイムに縁取りされると引き締まって見えます。

単純なくり返し模様、実は飽きがきません。
手吹のガラスの歪みも独特な心地よさを感じさせてくれます。

個展は7月の予定です。
また紹介できればと思います。


ガラスの仕入れ

ガラス倉庫に選びに行きました。
良いものを仕入れられました。

アンティークガラスは珍しいものと定番もの。教室用も仕入れました。

深海のような見慣れないヴァリゲイド。

ステンドグラス アンティークガラス

ブルーグリーんとアンバーの流れが綺麗です。

ステンドグラス アンティークガラス

よく使う白のストーミーも良いものがあったので大判2枚。クリアのミディアムシーディーも。

ステンドグラス ランバーツ

アップです。

ステンドグラス ランバーツ

教室用はあまり変わったものではなく、よく使う定番ものです。

ステンドグラス教室

ステンドグラス教室

ステンドグラス教室

ステンドグラス教室

教室では2年後(2018年10月)の作品展も決まりました。
火曜の夜などは、他の曜日への変更などで空いています。

2年後の作品展目指してみませんか?
ぜひお待ちしています。


ステンドグラス教室作品。

私が40度の熱を出して休んでいるあいだ
教室では[先生は知恵熱が出た」と言われていたらしいです。
生徒作品です。
アゼリア10インチ。
アゼリア ステンドグラス教室
ボーダーも背景と同じガラスを使っています。
取る場所で色の差を付けています。
アップ!
アゼリア ステンドグラス教室
オレンジのアゼリアは初めてかも。背景のスティップルとの相性もよいです。
このランプは余ったガラスで作る人が多いです。
でもやっぱり使い切れないみたい。
人が捨てたガラスだけで作ったアゼリアも見てみたいです。
 
 


蚕と桑の葉のステンドグラス

グンゼ様より蚕のデザインのステンドグラスのご依頼です。
京都府綾部市にある、会社の歴史が分かる博物苑に設置されます。

資料の邪魔にならず、宗教色もでないように色の無いステンドグラスがご希望です。
1っ本の糸を意識し、それがつなぐ蚕や繭はリアルになり過ぎず、葉は型ガラスを組み合わせて作りました。

蚕と繭と桑の葉のステンドグラス

中央の2列はグレイ。他はクリアガラスです。工房で撮影しました。

蚕と繭と桑の葉のステンドグラス

蚕と繭だけアンティークガラスをお勧めしました。流れを形に合わせてカットしています。
左右反転で2枚作ります。デザイン画を描いた向きです。

蚕と繭と桑の葉のステンドグラス

背景が変わると雰囲気も変わりますね。

マシンメイドのガラスを中心に、ステンドグラス越しの光が床に落ちるような設置です。

打ち合わせはメールやお電話でしました。京都に行く楽しみが1つ増えました。


ロンデルを使用したドアパネル。

ロンデルを使ったドアのステンドグラスです。
富山県からご注文いただきました。
少し前に載せた小さな窓のステンドグラスと同じお宅です。
取付の関係で後から発送しました。

小さいドアはロンデルとプリズムを使い、色も入れました。

ロンデルのステンドグラス

斜めから撮影するとガラスの良さが分かります。(葉の形が歪んで見えます)

ドアのステンドグラス

大きなドアには色は使わず、大きなロンデルを使い、太いラインをクロスさせています。

ロンデルのドア

シンプルなものほど良いガラスを使いたいです。

ロンデルのステンドグラスのドア

ポイントに型ガラスを使いましたが、あとは全てドイツのアンティークガラスです。とても良い表情のガラスを選んで購入しています。

大きなドアのパネルには、補強とデザインも考え12ミリの真鍮入りを使用しました。
小さなドアは設置する幅が少なく新Yケイムで外枠を作りました。(Yケイムではない)
設置する幅に合わせて制作します。

作風を気に入っていただいてのご注文でしたので、距離も感じず、デザイン変更もスムースに運びました。

こんな作風も増やしていきたいと思います。ご注文ありがとうございました。


連休中の完成品

40度のチビの看病をしたせいで、私も40度こえました。
医者嫌いでしたが2~3日寝ていても良くなる兆しはなく、昨日9度6分で決心して医者に行き、帰って来た時には40度2分に。解熱剤飲んで下がったが、医者にいかなかったらどうなっていたんだろう?
なので昨日は急遽でっち先生。今日も午後から夜までっちです。
私が受け持つ午前の部は、不思議なことに誰も来ていません。先生思いだね。
連休中に完成した作品です。
ステンドグラスのランプ
小さいピースを細いコパーで丁寧に仕上げています。
ヤカゲニーの発色もいいですね。
子供が産まれた人に写真たてのプレゼント。
ステンドグラスの写真たて
実際には甥が産まれた同僚へあげました。
デザインがお見事!!。さすがデザイナーです。
私の病状は、1度風邪をひいて直りかけの弱った所に細菌を吸い込んだのではないか、とのことです。
CTを撮らないと分からないが肺炎か気管支炎ではと薬を出されました。
今は楽になったのですが、この解熱剤やめたらまた40になるのかな~?
 
 


生徒作品

明日はこどもの日。
チビもこいのぼりの歌を覚えてきました。
大きいまごいはおとうさん
小さいひごいはこどもたち
お母さんは?
フキナガシなんか作ってる場合じゃないだろう。
チビは40度の熱を出し、妻も仕事で連休中2日も私が面倒みています。
生徒作品です。
小さな作品から。
ドッグウッド。人気ですね。
ドッグウッド ステンドグラス
クリア系のガラスを使うと壁に映って綺麗です。
小さいけど手の込んだおやすみランプ。
お休みランプ ステンドグラス
クリアガラスに色ガラスが映ります。退職する人へのプレゼント。
喜ばれそうです。
円形の鳥のパネル。
小鳥のステンドグラス
実を赤いジュエル、枝の茶色それ以外を無彩色にしています。
クリアガラスの使い方もいいですね。
お母さんがいない歌詞が気になる人もいるみたいで、ネットに書いてありました。時代背景みたいですね。
その後お母さんがいる歌詞も作られたみたいですが、1番とは別の人みたいです。
 


プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

>>詳しいプロフィール<<


ブログ内検索



カテゴリー

  • 制作について (163)
  • 施工例 (110)
  • 教室 (416)
  • 日々のこと (219)
  • 未分類 (94)


  • にほんブログ村 美術ブログ ステンドグラスへ
    にほんブログ村

    月間アーカイブ

  • 2022年6月 (4)
  • 2022年5月 (1)
  • 2022年4月 (1)
  • 2022年3月 (3)
  • 2022年2月 (5)
  • 2022年1月 (4)
  • 2021年12月 (3)
  • 2021年11月 (3)
  • 2021年10月 (3)
  • 2021年9月 (4)
  • 2021年8月 (3)
  • 2021年7月 (2)
  • 2021年6月 (3)
  • 2021年5月 (6)
  • 2021年4月 (3)
  • 2021年3月 (1)
  • 2021年2月 (4)
  • 2021年1月 (4)
  • 2020年12月 (8)
  • 2020年11月 (7)
  • 2020年10月 (3)
  • 2020年9月 (2)
  • 2020年8月 (5)
  • 2020年6月 (5)
  • 2020年5月 (12)
  • 2020年4月 (13)
  • 2020年3月 (7)
  • 2020年2月 (2)
  • 2020年1月 (4)
  • 2019年12月 (4)
  • 2019年11月 (3)
  • 2019年10月 (4)
  • 2019年9月 (2)
  • 2019年8月 (3)
  • 2019年7月 (1)
  • 2019年6月 (6)
  • 2019年5月 (6)
  • 2019年4月 (7)
  • 2019年3月 (4)
  • 2019年2月 (6)
  • 2019年1月 (1)
  • 2018年12月 (9)
  • 2018年11月 (1)
  • 2018年10月 (1)
  • 2018年9月 (4)
  • 2018年8月 (8)
  • 2018年7月 (10)
  • 2018年6月 (4)
  • 2018年5月 (6)
  • 2018年4月 (11)
  • 2018年3月 (9)
  • 2018年2月 (6)
  • 2018年1月 (1)
  • 2017年12月 (12)
  • 2017年11月 (7)
  • 2017年10月 (6)
  • 2017年9月 (4)
  • 2017年8月 (10)
  • 2017年7月 (7)
  • 2017年6月 (9)
  • 2017年5月 (10)
  • 2017年4月 (8)
  • 2017年3月 (12)
  • 2017年2月 (8)
  • 2017年1月 (8)
  • 2016年12月 (7)
  • 2016年11月 (1)
  • 2016年10月 (8)
  • 2016年9月 (10)
  • 2016年8月 (9)
  • 2016年7月 (5)
  • 2016年6月 (7)
  • 2016年5月 (7)
  • 2016年4月 (9)
  • 2016年3月 (5)
  • 2016年2月 (6)
  • 2016年1月 (2)
  • 2015年12月 (6)
  • 2015年11月 (5)
  • 2015年10月 (7)
  • 2015年9月 (6)
  • 2015年8月 (4)
  • 2015年7月 (6)
  • 2015年6月 (8)
  • 2015年5月 (7)
  • 2015年4月 (7)
  • 2015年3月 (9)
  • 2015年2月 (3)
  • 2015年1月 (3)
  • 2014年12月 (7)
  • 2014年11月 (3)
  • 2014年10月 (2)
  • 2014年9月 (5)
  • 2014年8月 (3)
  • 2014年7月 (2)
  • 2014年6月 (3)
  • 2014年5月 (10)
  • 2014年4月 (8)
  • 2014年3月 (7)
  • 2014年2月 (5)
  • 2014年1月 (3)
  • 2013年12月 (6)
  • 2013年11月 (2)
  • 2013年10月 (3)
  • 2013年9月 (7)
  • 2013年8月 (4)
  • 2013年7月 (3)
  • 2013年6月 (11)
  • 2013年5月 (4)
  • 2013年4月 (2)
  • 2013年3月 (6)
  • 2013年2月 (4)
  • 2013年1月 (3)
  • 2012年12月 (5)
  • 2012年11月 (1)
  • 2012年10月 (3)
  • 2012年9月 (5)
  • 2012年8月 (5)
  • 2012年7月 (3)
  • 2012年6月 (2)
  • 2012年5月 (3)
  • 2012年4月 (4)
  • 2012年3月 (5)
  • 2012年2月 (5)
  • 2012年1月 (2)
  • 2011年12月 (5)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (2)
  • 2011年9月 (3)
  • 2011年8月 (3)
  • 2011年7月 (4)
  • 2011年6月 (4)
  • 2011年5月 (6)
  • 2011年4月 (6)
  • 2011年3月 (3)
  • 2011年2月 (7)
  • 2011年1月 (4)
  • 2010年12月 (7)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (8)
  • 2010年9月 (6)
  • 2010年8月 (7)
  • 2010年7月 (6)
  • 2010年6月 (7)
  • 2010年5月 (5)
  • 2010年4月 (8)
  • 2010年3月 (9)
  • 2010年2月 (9)
  • 2010年1月 (10)
  • 2009年12月 (9)
  • 2009年11月 (5)
  • 2009年10月 (9)
  • 2009年9月 (10)
  • 2009年8月 (9)
  • 2009年7月 (13)
  • 2009年6月 (11)
  • 2009年5月 (13)
  • 2009年4月 (10)
  • 2009年3月 (12)
  • 2009年2月 (9)
  • 2009年1月 (11)
  • 2008年12月 (11)
  • 2008年11月 (16)
  • 2008年10月 (9)
  • 2008年9月 (9)
  • 2008年8月 (14)
  • 2008年7月 (11)
  • 2008年6月 (13)
  • 2008年5月 (6)
  • 2008年4月 (7)
  • 2008年3月 (9)
  • 2008年2月 (9)
  • 2008年1月 (5)
  • page top

    Scroll Up