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黄色い実のステンドグラス
シンプルな直線かフラミンゴのご依頼でした。お任せの部分も多かったので黄色の実のデザインをご提案し、それに決まりました。
ちょっと前ですが、鹿児島県日置市まで取付けに行きました。
アーチ型が多い洋風の家で、蛇口や照明、左官仕事など、ところどころこだわりがありました。
玄関を開けると右奥にあります。南向きの窓です。
前の家の壁が陰になるのが、デザイン当初から気がかりでした。心配したほどではなく、黄色の実もよく色が出ています。背景のガラスは目隠しになる物を選んでいましたが、型ガラスの表情が映えるように、相談して透明感のあるガラスに変更しました。
右側に行くにしたがって色をなくしています。
ケイムは5〜12ミリを使用。入組んだ曲線は組み終えた時に丈夫に感じました。補強は真中に真鍮1本、なくても良いほどしっかりとした組みです。
南向きの窓から陽が差し込みます。家の雰囲気に合っていました。
取付けには家族連れでお邪魔して、前の日から一緒に遊んで帰りました。
とても楽しい取付けになりました。
ご注文ありがとうございました
パネルの制作過程
デザイン画が決まると制作に入ります。
今回はいろんな種類のガラスを選びました。
カットが終わると透過光で確認し、イメージに合わない所は切り直します。
曲線が多く左右に曲げるので太めのケイムは湾曲します。それを綺麗に直しながらサイズぴったりに組みます。
ハンダが漏れると割れの原因にもなるので、接点に紙を挟みハンダ付け。
ケイムの組でもラウンド、面ハンダ、などのやり方もありますが、1番好きなフラットを差し込み、馬毛ブラシ仕上げています。
横3本は真鍮入り、真中のケイムには裏から真鍮棒をあてています。
鉛は柔らかく耐久性があります。ガラスカットを正確にすればガラスとケイムの芯に隙間はできずたわみません。
最適な補強で補助すれば、耐久性のあるステンドグラスになります。
ステンドグラス作品展
よく裸で出歩く夢を見ます。先週はついに連行されました。


教室作品から



ピンクのハナミズキ
室内ドアに設置するハナミズキのステンドグラスです。先週引き渡しました。
流れるようなラインと数種類の緑のご依頼です。
工房で撮影。
ピンクのハナミズキを加え、背景は水紋ようなイメージがご希望でした。
ドアの動きに耐えるように、2本の横線には真鍮棒をつけました。
ガラスは1部を除いて全てドイツのアンティークガラス、表情豊かなガラスです。
ピンク数枚はフリモントを使っています。
緑、青、ピンクいろんな色を使用し、カラフルでありながら落ち着きもあります。
設置は業者さんです。
室内ドア1694×394真鍮補強。
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プロフィール

五味理
ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと
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