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- 2008年
ステンドグラス作品となぜかばーさんの話
次回の作品展1番乗り。生徒作品です。
本当は夏の作品展に向けて制作していましたが、間に合いませんでした。
ガラスはとても細かく4ミリぐらい。コパーも細くて大変そうでした。
昨日は急に7~8年前に亡くなった祖母のことを思い出しました。
ベッドから落ちて2日だけ苦しんで92歳で亡くなりました。
今から26~7年前、私が中学生の時に、裏に住む家のお兄さんが交通事故で亡くなった。その時裏のおじさんは、胸騒ぎがしたのか眠れずに夜中どぶ掃除ををしていたと聞きました。
亡くなった知らせを聞いた時、ばーさんは「かわいそうだよー」といい終えると同時に泣きながら両手で顔を覆いました。
私はそれがとても意外だった。他人の家のことなのにそんなに泣くなんて。
うちのばーさんは、私の友人も怖がるきびしい人であった。30代半ばで旦那(私の祖父)を戦争で亡くし、15歳の息子(私の父)を筆頭に5人の子供を育てた。私の記憶の中ではインディアンのような深い皺が刻み込まれた人である。母にも厳しかった。
亡くなる1~2年はぼけ始めたこともあり施設にいた。「最近は仏のようだ」と穏やかに微笑むようになった祖母のことを父が言った。
私の想像力はいくらか豊かであるが、人の悲しみが分かる人間としては祖母にはなかなか近づけそうもない。
昨日はそんなことを考える日でした。
わたなべゆうさんの絵。
先週末、1枚の絵を購入した。
いつか欲しいと思っていたわたなべゆうさんの絵です。(安井賞受賞した山梨県出身の画家)
私がここで工房を始めるきっかけを聞かれた時は、わたなべゆうさんの絵に出会ったところから話し始めます。
24歳でステンドグラスを始めた時は、10年間修行して山梨に帰ろう。そう思っていました。
3年ちょっとで工房を始めたのは、もし人生の中でサインみたいなものが出るとしたら、今サインが出ているのかもしれない。そう感じさせる何かが、絵を見た時から工房を見つけるまでの流れの間にあった気がしたからです。
簡単に言ってしまえば勘でしょうか。
いつもはランチの店さえ決められない優柔不断な私が、人脈0の知らない土地で、どうして即決ができたのか、時間を越えてどうにかなることを頭の1部が知っていた・・・そんな気がします。
話が長くなるので、改めてその頃のことはアップします。
軽井沢・小諸の旅
週1、月1、半年1、飲み会のみのOBなど6人で,小諸の別荘に行ってきました。
旧軽井沢のミカドコーヒーで豆を買い,セゾン美術館を見てから玉村さん(知り合いではない)のつくったヴィラデストワイナリーで新鮮な野菜を生かしたちょっと贅沢な昼食。
昼からワイン。
前歯が心配。
軽井沢・小諸の旅2
連れて行かれるままアトリエ・ド・フロマージュへチーズを買いに。
夕方から温泉。ふ~垢から,邪念も洗い流してしまおう。
夜はワインを飲みながら手料理。私のすね毛が濃いとか薄いとか,そんな話で2時まで。
「買う銀杏が近所に落ちている物と違う」そんなことを私が言うと「銀杏は梅の種の部分だよ」っと教えてくれた。
41年間知らなかった。まだまだ知らないことは多そうだ。
世界の車窓から。3連発
タラッタッターラターララーラ~ラー。今日は小海線の旅。
山梨教室があるので1人早朝の小海線に。車両は2つ。
紅葉してきれい。
お1人様時間。
JR標高最高地点の辺。私の記憶が確かなら、だけど。
八ヶ岳です。
世界の車窓から2
電車の中は日曜なのに高校生が多かった。途中で乗車した高齢者にジャージを着た娘が「すぐ降りますから」と席を譲った。素朴な感じの娘だった。向かいには今時のスカートの短い娘達が3人、男子の話で盛り上がっていた。
違う線に連絡する駅で大勢乗車した。しゃべっていた3人の娘が一斉に立ち上がった。おっ!
この線では高齢者に席を譲ることが当たり前のようにできている。
そんなことでちょっといい旅に。
世界の車窓から3
小淵沢方向から八ヶ岳を見る。小海線はもう終点です。
中央線に乗り換えればもう日常が待っている。
時間ってあっという間に過ぎていきます。
じゃあ次は金沢の旅。
ステンドグラスパネル。生徒作品
今日,鍋の残り汁でおじやを作り,卵とじにしようと割ったらゆで卵だった。
美川憲一似のパネルを作った人の作品です。
花のガラスはスペクトラムを使用。高価なガラスじゃなくてもいい感じに仕上がったいます。
写真は撮ったが上下にいまいち自信がありません。
逆さまだったらごめんなさい。
家に取り付けますが,このサイズ(700×1130)で4枚目ぐらいです。
まだ入る所があるみたい。
どんな家だろう?
猫のステンドグラスパネル。生徒作品
ステンドグラスの日記なのにステンドのことを忘れがちな私のブログ・・・たまにはコメントを載せないといけないですね。
生徒作品です。かわいい猫だね。
話は変わるが,最近コーヒー豆がなくなるとタイミングよくもらえる。しかも欲しいその日に。3回連続だ。私の日頃の行いが、いかに良いかがうかがわれる。
最後に(一昨日)持ってきた人は実家が喫茶店で、自分で初めて焙煎したものだという。
璃房近くの靴屋さんで働く友人を訪ねたが留守だったので渡しそこなったらしい。だから飲んで、ってそんな正直に言わなくても・・
「五味さんの為に初めて煎ってみたの,お口に合えばうれしいけど~飲んでねっ♡」
ぐらい言われると私の無色の人生にほんのりと淡い色の光が灯るんですけど。
いや~もしかすると・・・
私に飲ませたかったのに,友人に持ってきたように、とは考えられなくはないだろうか。
そうに違いない。昔から女性の気持ちに鈍感だ。
私の無色の人生は,想像力の豊かさで多少カバーできる。
世の中では血液型の本が流行っているというが。
生徒思いの私は自分の仕事を後に回し、ガラス棚の整理をした。
メーカー別だった物を色別にしてみた。
大きい順並べると整理整頓された感じがする。
誰にも触って欲しくない。
だが在庫をかかえると明るく年が越せないので仕方ない。
そもそも生徒のためだった。よく、そこを忘れる。
ガラス棚にメーカーや色の指定,。価格は外側に向ける、などと書いた。
自己犠牲の精神を全面に出し,押し付けがましい私はA型だ。(性格は血液型に関係ないと思うが)細かいA型の私に管理される生徒も大変だ。父A母OなのでAOと言うらしい。
AOの私は、時としてO型のずぼらさもある。
けしてO型がずぼら、と言っている訳ではないのだが。
ちなみに私の周りにはB型が多い。
B型は世間では冷たくされているが嫌いではない。
B型の人は、過去いろんな場面で「ここはこうするだろう~」という予想をことごとく裏切ってきた。なので何も期待してないから楽である。
A型の繊細かつきめ細やかに人を思いやる姿は,私を見ているようでつらい気がする。
生徒の同意は得られないかもしれないが・・・
プロフィール
五味理
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