ステンドグラス悪童日記

アートスクールを卒業後。

アートスクール卒業後のことを知りたい人もいると思いますので、15期の私が分かる範囲で書きます。
15期の私が入学したのは、今から16年前のことです。本科に20人入学し4~5人脱落しました。研究科になってから3人が工房でバイトすることがでました。
2人がまだ日本にあったアトリエマツダ、私がAZクルーです。
私ともう1人の男性は卒業後1~2年で独立。場所を借りて工房を持ちました。その人は今は実家の方に移転しています。ホームページがないので近況は分かりません。
その後4~5年で女性2人が工房を自宅で始めました。璃房でリンクしている小鳥工房とブロッサムステンドグラス工房です。
1年先輩の14期は男女2人が工房に入りました。菊地健一さんの所に行った女性はは鉄作家と結婚して工房を持っていると思います。アトリエビザビに行った男性は数カ月だけバイトしていたみたいです。(ビザビさんはスクールの出世頭だと聞いています。)
あと工房に入らず、仕事を始めた人がいます。サンライト企画の東條さんです。ミクシーのステンド技法と情報、交換の場も立ち上げていて面倒見も良いのでいろいろ相談に乗ってくれると思います。
女性で卒業後芸大に入り、講師と結婚して個展など作家活動してる人もいます。
16期で工房に入った人は知りませんが、2人の男性が工房を持ちました。
1人は助手としてアートスクールに残り数年前に独立してシリウスを設立、場所を借りて仕事しています。
もう1人は卒業後絵付けの教室に通いながら工房を持ちました。ヨシュアさんは自宅だと思います。
16期の卒業生は講師だった光ステンドグラスの平山先生の所に、生徒として行った人が多いと思います。
だいたいですが、卒業して3~4人が工房を持ち。それだけで食べている人(食べて行こうとしている人かも)が1~2人ぐらいです。
知っている範囲で、サイトが見られるように工房名で書きました。もっといるかも知れません。
14~16期は10年以上前です。今は30期ぐらいでしょうか?その他の期や最近のことを知っている人がいたら教えていただけるとステンドを始める人の参考になると思うのですが。
今ではネットを使って上手くやる手もあると思います。アートスクール卒の人も多く見かけます。
私がもしステンド人生やり直すとしたら・・・美大、留学って手もありますが、日本で習うならやっぱりアートスクールには入学すると思います。今野先生や平山先生がいたあの当時だったらです。今は辞めています。でも他の当時の先生もまだいますし新たに優秀な講師も入ったみたいです。私のいた頃は、『教えたい』とか『技術を伝えたい』って気持ちの強い講師陣だったと思います。今も変わってないと思いますが。
私はアートスクールのまわし者ではありません。私の場合は良かったし、楽しかった。
私の教室からも4月から入学します。以前、璃房からアートスクールに行った人がいましたが何も学校のことは相談されませんでした。信頼関係がちゃんと築かれていなかったと反省しています。本格的な絵付けを習いたい人には快く送り出したいと思います。
長々と書いてしましましたが参考になったでしょうか。
絵付け無しでも良い仕事をする人もいます。
絵付けを知っていると心強い気もします。
やっぱりどんな状況でもやる人次第ということでしょうか。


2 件のコメント

  • eririn より:

    riboさん、こんにちは!
    卒業後の詳しい状況を教えて下さりありがとうございます!
    卒業後は人それぞれ。最終的には本人のやる気しだい。
    ということはわかっているのですが、やはりこのように
    具体的に教えていただけるとイメージしやすいです。
    工房名等、とても参考になりました!
    イメージができればそれに向かって動ける!という気がします。
    スクールに確認したところ、既に2月末ですが入学は可能とのことでした。
    絵付けは、、実はそれほど興味はないのですが(笑)
    やったことはないし、あまり見たこともないだけなので
    絵付けから立体まで学べる学校は、どっぷり浸かりたい
    私にはやはり魅力的です。
    3月初旬に結論だします。ご報告します!

  • ribo より:

    1年後ぐらいで考えていると思っていましたが急ですね。
    私は自分のことなのに自分がどうしたいのか分からなくなることがあります。
    自分が1番やりたいことだったら遠回りなようで目標への近道だったり、うまくは言えませんが、やりたかったらやっちゃえっていいのかな。
    そんな考え方をステンドグラス業界に入ってから4人に甘いと言われました。
    20歳の頃、瀬戸市の窯業専門学校に見学に行きました。陶芸に興味があってのですが1年待ってみようと思い、結局行きませんでした。本気ではなかったと思います。
    やりたいことを見極めるのは大変ですね。
    スクールの見学は行った方がいいと思います。大金を払うのだから。
    では気になるのでまた報告してください。

Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

>>詳しいプロフィール<<


ブログ内検索



カテゴリー

  • 制作について (163)
  • 施工例 (110)
  • 教室 (416)
  • 日々のこと (219)
  • 未分類 (94)


  • にほんブログ村 美術ブログ ステンドグラスへ
    にほんブログ村

    月間アーカイブ

  • 2022年6月 (4)
  • 2022年5月 (1)
  • 2022年4月 (1)
  • 2022年3月 (3)
  • 2022年2月 (5)
  • 2022年1月 (4)
  • 2021年12月 (3)
  • 2021年11月 (3)
  • 2021年10月 (3)
  • 2021年9月 (4)
  • 2021年8月 (3)
  • 2021年7月 (2)
  • 2021年6月 (3)
  • 2021年5月 (6)
  • 2021年4月 (3)
  • 2021年3月 (1)
  • 2021年2月 (4)
  • 2021年1月 (4)
  • 2020年12月 (8)
  • 2020年11月 (7)
  • 2020年10月 (3)
  • 2020年9月 (2)
  • 2020年8月 (5)
  • 2020年6月 (5)
  • 2020年5月 (12)
  • 2020年4月 (13)
  • 2020年3月 (7)
  • 2020年2月 (2)
  • 2020年1月 (4)
  • 2019年12月 (4)
  • 2019年11月 (3)
  • 2019年10月 (4)
  • 2019年9月 (2)
  • 2019年8月 (3)
  • 2019年7月 (1)
  • 2019年6月 (6)
  • 2019年5月 (6)
  • 2019年4月 (7)
  • 2019年3月 (4)
  • 2019年2月 (6)
  • 2019年1月 (1)
  • 2018年12月 (9)
  • 2018年11月 (1)
  • 2018年10月 (1)
  • 2018年9月 (4)
  • 2018年8月 (8)
  • 2018年7月 (10)
  • 2018年6月 (4)
  • 2018年5月 (6)
  • 2018年4月 (11)
  • 2018年3月 (9)
  • 2018年2月 (6)
  • 2018年1月 (1)
  • 2017年12月 (12)
  • 2017年11月 (7)
  • 2017年10月 (6)
  • 2017年9月 (4)
  • 2017年8月 (10)
  • 2017年7月 (7)
  • 2017年6月 (9)
  • 2017年5月 (10)
  • 2017年4月 (8)
  • 2017年3月 (12)
  • 2017年2月 (8)
  • 2017年1月 (8)
  • 2016年12月 (7)
  • 2016年11月 (1)
  • 2016年10月 (8)
  • 2016年9月 (10)
  • 2016年8月 (9)
  • 2016年7月 (5)
  • 2016年6月 (7)
  • 2016年5月 (7)
  • 2016年4月 (9)
  • 2016年3月 (5)
  • 2016年2月 (6)
  • 2016年1月 (2)
  • 2015年12月 (6)
  • 2015年11月 (5)
  • 2015年10月 (7)
  • 2015年9月 (6)
  • 2015年8月 (4)
  • 2015年7月 (6)
  • 2015年6月 (8)
  • 2015年5月 (7)
  • 2015年4月 (7)
  • 2015年3月 (9)
  • 2015年2月 (3)
  • 2015年1月 (3)
  • 2014年12月 (7)
  • 2014年11月 (3)
  • 2014年10月 (2)
  • 2014年9月 (5)
  • 2014年8月 (3)
  • 2014年7月 (2)
  • 2014年6月 (3)
  • 2014年5月 (10)
  • 2014年4月 (8)
  • 2014年3月 (7)
  • 2014年2月 (5)
  • 2014年1月 (3)
  • 2013年12月 (6)
  • 2013年11月 (2)
  • 2013年10月 (3)
  • 2013年9月 (7)
  • 2013年8月 (4)
  • 2013年7月 (3)
  • 2013年6月 (11)
  • 2013年5月 (4)
  • 2013年4月 (2)
  • 2013年3月 (6)
  • 2013年2月 (4)
  • 2013年1月 (3)
  • 2012年12月 (5)
  • 2012年11月 (1)
  • 2012年10月 (3)
  • 2012年9月 (5)
  • 2012年8月 (5)
  • 2012年7月 (3)
  • 2012年6月 (2)
  • 2012年5月 (3)
  • 2012年4月 (4)
  • 2012年3月 (5)
  • 2012年2月 (5)
  • 2012年1月 (2)
  • 2011年12月 (5)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (2)
  • 2011年9月 (3)
  • 2011年8月 (3)
  • 2011年7月 (4)
  • 2011年6月 (4)
  • 2011年5月 (6)
  • 2011年4月 (6)
  • 2011年3月 (3)
  • 2011年2月 (7)
  • 2011年1月 (4)
  • 2010年12月 (7)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (8)
  • 2010年9月 (6)
  • 2010年8月 (7)
  • 2010年7月 (6)
  • 2010年6月 (7)
  • 2010年5月 (5)
  • 2010年4月 (8)
  • 2010年3月 (9)
  • 2010年2月 (9)
  • 2010年1月 (10)
  • 2009年12月 (9)
  • 2009年11月 (5)
  • 2009年10月 (9)
  • 2009年9月 (10)
  • 2009年8月 (9)
  • 2009年7月 (13)
  • 2009年6月 (11)
  • 2009年5月 (13)
  • 2009年4月 (10)
  • 2009年3月 (12)
  • 2009年2月 (9)
  • 2009年1月 (11)
  • 2008年12月 (11)
  • 2008年11月 (16)
  • 2008年10月 (9)
  • 2008年9月 (9)
  • 2008年8月 (14)
  • 2008年7月 (11)
  • 2008年6月 (13)
  • 2008年5月 (6)
  • 2008年4月 (7)
  • 2008年3月 (9)
  • 2008年2月 (9)
  • 2008年1月 (5)
  • page top

    Scroll Up