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  • 2018年

ステンドグラス悪童日記

バラのステンドグラス図案

リフォームして明るくなった窓に、花のステンドグラスがご希望です。
いただいた資料を元にデザインしました。

最初は資料を元にしたバラをダブルボーダーにしたものと、架空の花模様をご提案。
ご意見など聞きつつ、二回目は少し雰囲気を変えて円形などご提案。

微調整は実際お会いして決めていくことになりました。
ラフスケッチでは、ボーダーはシングル、葉は伸びやかにバランス良く仕上げました。

使用ガラスもアンティークに拘らず、マシンメイド、オパールセントなど合わせて制作します。


わたなべゆうさんの絵

先日、西千葉のギャラリーで絵を購入しました。
絵の雰囲気はいつもとは違う感じでした。

同系色でまとめられて、空想的な絵でした。
気に入ったものも周りにおいておくと、気持ちも落ち着きます。

わたなべゆうさんの絵は、私が工房を始めた頃に出会い、璃房設立にも少なからず影響しています。過去のブログ「サイン」に書いてあります。

サインにある写真は当時お隣で年代物のマンションでした。レトロな車も古い建物に似合っています。長く使わないと味のでないものもあります。

話はそれますが、組み立て式の家や、合板でできた家具などは長く使えるのかな?

『代々にわたって生の重要な伴侶だった耐久的な制作物が、大量生産のたんなる消費材になったとき、現代人は本当の落着きを失ったのだという説を、なにかの本で読んだことがある』という本を読んだことがあります。

その本には『これは一生ものだ』と精魂を込めて制作した名品が昔はあり、使う側も一生使うつもりで思い切って最良の品を買い大事に使った。とも書いてあります。

自分に当てはめ、たまには心の軌道修正していかないと、簡単に物を作り過ぎてしまう。
そんなことを感じました。


2018.7.1 / 教室,生徒作品

ゴッホ星月夜のステンドグラス。

先日、ワールドカップを見ていて。

義姉「セルビアってどこ?」
嫁「セルビア・ヘルチェゴビナっみたいな?」
私「あ〜ヘルチェゴビナね〜」

姉「・・・? ボスニアちゃう」(夫婦だけだったら話は完結)

姉「そりゃ合うわ」(同レベルな二人)

内田裕也「セルビア・シェケナ ベィビナッ」

生徒作品です。

ゴッホ、星月夜。(偶然二人が製作中)
ガラス使いが良いですね。さすがベテラン。

リップルガラスが心のドロドロ感を出しています。(大丈夫?)
作品展が10月だったら間に合ったのに。スマン!。

ドロドロした作品の後は、ほのぼのと。

自画像が乗ったケーキのステンドグラス。可愛くできました。

1つ1つの葉のハンダがたいへんでした。オリーブの首飾り。

首飾りじゃないか、重過ぎるわ。
中にサンタでも、おひな様でも吊るせば1年中使えます。


明治のステンドグラス

先週、108年前の古いステンドグラスを取外しました。
話では1910年大阪の家に設置したステンドグラスを、半世紀後赤坂に新築した時に移したようです。

小川三知や宇野澤辰雄が40過ぎぐらい。
(2人とも1867年生まれ、私が1967年の100歳違い)
三知の帰国が11年なので、宇野澤ぐらいしかいなかったのかも。

玄関の室内間仕切りとして使用しています。
取外しは3人掛かりでした。釘なしで組み込まれていて苦労しました。

作ったことがある人なら分かりますが、難しいカットです。
『割れてる』っと思いましたが。意図的に切った?

明治、大正、昭和、平成と生き抜いています。東西2つの震災を上手にかわして。

あまりしなかったデザインですが、よくよく見ると味わいある良いデザインです。
古い建築物に合います。

現代的な建物だとどうだろう?蔵のような所なら合うかも。

とても参考になった仕事でした。
機会があれば、この雰囲気を再現してみたい作品でした。


バラと桜の色検査

キッチンと玄関に設置するステンドグラスです。
カットが終わりお客様立会いのもと色検査です。

キッチンは薔薇のデザイン。

フリモントやランバーツなど全てアンティークガラスです。
薄いピンクを1部濃くしました。

玄関の桜。リーミーやストリーキーなど使用

桜のオパックは(乳白色)同じ品番ですが、取り寄せた時期が違いで微妙に色が違います。
それをいかしました。
こちらもブルーなど相談しながら変えます。

どちら花びらなど小さいピース6〜7枚直しました。
面積にもよりますが、これぐらいなら無料です。

7月初旬取付けです。


風景とハナミズキのステンドグラス

事務所のリフォームに合わせて風景とハナミズキのステンドグラスを設置しました。

ハナミズキは過去の作品にあるような流れる感じ、紫色をどこかに入れるご希望です。

アンティークのグラデーションやストリーキーを使っています。
目隠しのため型ガラスと合わせるので、他はマシンメイドなど使用。アップです。

花は落ち着いたオパールセント、白と薄紫でメーカーを変えました。

風景は葉にいろんなガラスを使用しています。
色の濃さ質感と、それに合う紫を探すのにひと苦労しました。

山や湖の入った自然の風景です。華やかな感じに仕上がりました。

どちらも細かなデザインでしたがケイムで太さを変えながら組みました。
やりがいがあり楽しかったです。

ご注文ありがとうございました。

2018年5月取付け  東京都  個人事務所  玄関  トイレ

ハナミズキ365×500
風景   600×500


ことり日記

工房の階段前にある木に、鳥が巣を作りました。

5月25日初めて巣を見つける。
母鳥がいたりいなかったり。まだ産まれてないのかな?

その日グラインダーを階段で使用し、音がうるさかったせいか2日ぐらい鳥がいませんでした。

3日目、ひなが産まれていました。(卵があったんだ〜)

ネットで調べたら、孵化2週間、巣立ちまでさらに2週間。
あと2週間は楽しめるな。

巣を見つけてから1週間後。(毎日楽しみにしていました)

急に大きくなったひな。
巣の縁に立ち上がっています。3羽いたのに2羽だけ。
落ちたのかな?と思ったら近くの木にとまっています。

「おーい、大丈夫か」っとでもないているのでしょうか?


この2時間後には3羽ともいなくなっていました。
(ネット不慣れで縦横が直せず、首を90度曲げてご覧ください)

あっという間の巣立ちでした。

今日あたりちびに見せようと思っていたのに。


マツコの知らない世界

に義姉が出る。(義姉といっても7つ下)
来週29日の火曜日です。
マツコのおかげでスマートに見えると喜んでいるらしい。
兵庫県に実家があり、西宮と等々力で紅茶教室をしています。

初めて嫁の実家に行った頃。
「ネーミングがいいねシスーラ・ティー」
「五味ちゃんスシーラやで〜」(うん、そっちもいいね)

生徒作品です。

16インチのフクシアができました。
色合いがいいですね。

上手にできています。フクシアは型紙が正確ではないのでモールドから型を取りました。
アップ。

アップに耐えれます。
ピンクは2種類使い、背景はグラデーションをいかしました。

もう1つ。
骨董市で仕入れた木枠を使って。

扉がついている所がいいですね。
デザインも枠に合っています。

紅茶教室は兵庫県西宮の甲東園と東京の等々力にあります。
『スシーラ・ティー』(←クリックしてください。紅茶のネット販売あるよ)
甲東園では同じ場所で義父が物理を教えています。
『西宮Ren物理塾』東大へも合格させています。


ステンドグラスの色検査。

風景とハナミズキのステンドグラス、カットが終わると並べてバランスを見ます。

ハナミズキの後ろは型ガラスと合わせるのでマシンメイドでもよかったのですが、グラデーションやストリーキーなど表情が出ない所はアンティークを使用しました。

風景はオパールセント、マシンメイド中心です。湖の紫はココモ葉の紫はブルズアイを使用。

紫のオパールセントを探すのは苦労しました。
周りの葉と同じモトル(ネコの足跡のような表情)の紫を見つけられ良かったです。

ガラスのチェックはお任せだったので、こちらで違和感ある葉や空を切り直しました。
細かいデザインですが、ケイムの太さに変えながら組んでいきます。


風景とハナミズキの図案

リフォームに合わせて風景とハナミズキのステンドグラスを設置します。

ハナミズキは過去の作品にあるような流れる感じ、紫色もご希望です。

風景は木、山、湖などを入れました。使用したい色が緑や紫だったのでそれをどこに入れるか考えました。

最初のデザイン2パターン。

「2つの良い所を合わせて欲しい」とのご希望。
全面にあった木を右にずらして、空も広く取りました。

これで決定です。

紹介が遅れましたが、制作はかなり進んでいます。
今月取付に行きます。


プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

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