ステンドグラス悪童日記

新聞で・・・

昨日のことだが、留守にしていた日曜の新聞を読んだ。
折元立身(おりもとたつみ)さんの記事に釘付けだった。
認知症の母(90)をモデルに「アートママ」シリーズを発表しているらしい。
かわいいのだ、そのお婆さんが。

息子が2本目のビールを飲もうとすると、身体を気遣い必死で止める。
海外から帰ってくると夜10時なのに食事をせず待っている。耳の悪いお婆さんに、ヘルパーさんが息子が帰ることをメモで伝えていたから。
オープニングレセプションでは、ビックシューズを履いて「サンキュー サンキュー」とお客さんに声をかけ、大受け。
下着を汚した時は、自分で洗濯機をまわす。認知症とは思えません。
「写真には私も写っているんだから、売れたら半分お金ちょうだいね」って言う。息子の作品が売れることがうれしいらしい。
介護もアートにしてしまう。たくましい。
作品は慈愛に満ちたユーモアって感じ、きっとお母さんのことがかわいいのだろう。母親への愛情を持って作品にしている作家との関係こそが、作品に感じてしまう。
他人のことだが、長生きしてもらいたい。
うちのリトルピープルもアートになるだろうか?


4 件のコメント

  • メン より:

    riboさん
    『1Q84』読み終えました。Book2は一気に1日で…。
    で。。。お父様をリトルピープルと一緒にするのはどうかと…。私は、口からリトルピープルが出てくる様子を想像しながら寝たら、その夜悪夢を見ましたから…(笑)
    せめて、時々あらわれる『いたずら天使』をリトルピープルの仕業にしてみたらどうでしょうか?
    私の父は3年前に亡くなりました。あっけなく…事故で。でも亡くなって気づかされることが多いんですよ。口やかましい父でも、まがった性格の父でも(病気の治療のせいで性格が変わっていました)いてくれてれば…なんて思うことが多いです。家族が減るのは寂しいものです。
    ビッグシューズを履いた折元さんのお母様がとてもかわいくで、思わず微笑んでしまいました。
    メン

  • kaboとaki より:

    こんにちは。
    作品の製作の方も 順調に進んでいることと
    勝手に 推察致します(笑
    いくつになっても 親は親で、子供は子供・・
    ってことは 親子は親子ってことだよね~
    親は子供に 早く追い越していけと思い
    子供は 追いつき、追い越そうと思うもの
    追いつく前に 逝かれてしまうと
    自分の心の中の時計は 止まったままで・・さ
    riboさん ほんとに仲が良い親子でうらやましいぞ
    だから riboさんの「両親」の 話がブログに出ると
    riboさんと 御両親の いつもの会話が
    私の頭の中に 浮かんでくるし(笑
    いつも 楽しく読ませてもらっています。。

  • ribo より:

    メンさん
    リトルピープルは夢ではなく本当に出てきたのでは・・・
    病気で人格が変わることをよく聞きますが、つらいですね。
    祖母はベットから落ちて、入院した日になくなりましたが、本人には苦しめて悪いけど1週間ぐらいは看病したかったな、と思いました。苦労した人なのでポックリいけて良かったのでしょう。
    事故ではなんの心の準備もできないままですもんね。
    最近のこのブログは、生徒からの仕打ちの暴露と、父の悪口で構成されてますかね。
    父には頭にきたり、言い過ぎて反省したり。9:1の割合ですが。
    きっと生きている時は悪いことだけ、いなくなったらいいことだけ思い出すのでしょう。
    1Q84感想をブログに書こうと思いましたが、辛口になりそう。面白かったけど、いままでの中では良い方ではなかった気がします。

  • ribo より:

    kaboとaki さん
    君の場合は早かったからね.親孝行することも叶わなかったのでしょう。
    私が父の悪口を書くと、いるだけいいよと思うだろうね。
    まだブログではかわいく扱ってるけど、言えないこともあるし.親孝行はしたいけどね。顔見るとダメだ。
    あんなひねくれ者に、自分がなりつつある気もするし・・・親子ってことかな。
    先日も、生命保険の受取人になるか、金が欲しけりゃ.って言うし。
    「ありがとう、お父さん」とでも言うと思ったてるのか。
    「いらない」って言ってやった。
    リア王か。

Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

>>詳しいプロフィール<<


ブログ内検索



カテゴリー

  • 制作について (163)
  • 施工例 (110)
  • 教室 (416)
  • 日々のこと (219)
  • 未分類 (94)


  • にほんブログ村 美術ブログ ステンドグラスへ
    にほんブログ村

    月間アーカイブ

  • 2022年6月 (4)
  • 2022年5月 (1)
  • 2022年4月 (1)
  • 2022年3月 (3)
  • 2022年2月 (5)
  • 2022年1月 (4)
  • 2021年12月 (3)
  • 2021年11月 (3)
  • 2021年10月 (3)
  • 2021年9月 (4)
  • 2021年8月 (3)
  • 2021年7月 (2)
  • 2021年6月 (3)
  • 2021年5月 (6)
  • 2021年4月 (3)
  • 2021年3月 (1)
  • 2021年2月 (4)
  • 2021年1月 (4)
  • 2020年12月 (8)
  • 2020年11月 (7)
  • 2020年10月 (3)
  • 2020年9月 (2)
  • 2020年8月 (5)
  • 2020年6月 (5)
  • 2020年5月 (12)
  • 2020年4月 (13)
  • 2020年3月 (7)
  • 2020年2月 (2)
  • 2020年1月 (4)
  • 2019年12月 (4)
  • 2019年11月 (3)
  • 2019年10月 (4)
  • 2019年9月 (2)
  • 2019年8月 (3)
  • 2019年7月 (1)
  • 2019年6月 (6)
  • 2019年5月 (6)
  • 2019年4月 (7)
  • 2019年3月 (4)
  • 2019年2月 (6)
  • 2019年1月 (1)
  • 2018年12月 (9)
  • 2018年11月 (1)
  • 2018年10月 (1)
  • 2018年9月 (4)
  • 2018年8月 (8)
  • 2018年7月 (10)
  • 2018年6月 (4)
  • 2018年5月 (6)
  • 2018年4月 (11)
  • 2018年3月 (9)
  • 2018年2月 (6)
  • 2018年1月 (1)
  • 2017年12月 (12)
  • 2017年11月 (7)
  • 2017年10月 (6)
  • 2017年9月 (4)
  • 2017年8月 (10)
  • 2017年7月 (7)
  • 2017年6月 (9)
  • 2017年5月 (10)
  • 2017年4月 (8)
  • 2017年3月 (12)
  • 2017年2月 (8)
  • 2017年1月 (8)
  • 2016年12月 (7)
  • 2016年11月 (1)
  • 2016年10月 (8)
  • 2016年9月 (10)
  • 2016年8月 (9)
  • 2016年7月 (5)
  • 2016年6月 (7)
  • 2016年5月 (7)
  • 2016年4月 (9)
  • 2016年3月 (5)
  • 2016年2月 (6)
  • 2016年1月 (2)
  • 2015年12月 (6)
  • 2015年11月 (5)
  • 2015年10月 (7)
  • 2015年9月 (6)
  • 2015年8月 (4)
  • 2015年7月 (6)
  • 2015年6月 (8)
  • 2015年5月 (7)
  • 2015年4月 (7)
  • 2015年3月 (9)
  • 2015年2月 (3)
  • 2015年1月 (3)
  • 2014年12月 (7)
  • 2014年11月 (3)
  • 2014年10月 (2)
  • 2014年9月 (5)
  • 2014年8月 (3)
  • 2014年7月 (2)
  • 2014年6月 (3)
  • 2014年5月 (10)
  • 2014年4月 (8)
  • 2014年3月 (7)
  • 2014年2月 (5)
  • 2014年1月 (3)
  • 2013年12月 (6)
  • 2013年11月 (2)
  • 2013年10月 (3)
  • 2013年9月 (7)
  • 2013年8月 (4)
  • 2013年7月 (3)
  • 2013年6月 (11)
  • 2013年5月 (4)
  • 2013年4月 (2)
  • 2013年3月 (6)
  • 2013年2月 (4)
  • 2013年1月 (3)
  • 2012年12月 (5)
  • 2012年11月 (1)
  • 2012年10月 (3)
  • 2012年9月 (5)
  • 2012年8月 (5)
  • 2012年7月 (3)
  • 2012年6月 (2)
  • 2012年5月 (3)
  • 2012年4月 (4)
  • 2012年3月 (5)
  • 2012年2月 (5)
  • 2012年1月 (2)
  • 2011年12月 (5)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (2)
  • 2011年9月 (3)
  • 2011年8月 (3)
  • 2011年7月 (4)
  • 2011年6月 (4)
  • 2011年5月 (6)
  • 2011年4月 (6)
  • 2011年3月 (3)
  • 2011年2月 (7)
  • 2011年1月 (4)
  • 2010年12月 (7)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (8)
  • 2010年9月 (6)
  • 2010年8月 (7)
  • 2010年7月 (6)
  • 2010年6月 (7)
  • 2010年5月 (5)
  • 2010年4月 (8)
  • 2010年3月 (9)
  • 2010年2月 (9)
  • 2010年1月 (10)
  • 2009年12月 (9)
  • 2009年11月 (5)
  • 2009年10月 (9)
  • 2009年9月 (10)
  • 2009年8月 (9)
  • 2009年7月 (13)
  • 2009年6月 (11)
  • 2009年5月 (13)
  • 2009年4月 (10)
  • 2009年3月 (12)
  • 2009年2月 (9)
  • 2009年1月 (11)
  • 2008年12月 (11)
  • 2008年11月 (16)
  • 2008年10月 (9)
  • 2008年9月 (9)
  • 2008年8月 (14)
  • 2008年7月 (11)
  • 2008年6月 (13)
  • 2008年5月 (6)
  • 2008年4月 (7)
  • 2008年3月 (9)
  • 2008年2月 (9)
  • 2008年1月 (5)
  • page top

    Scroll Up